教室にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
9月に入ったとはいえまだまだ残暑真っ盛りの一日でした。
写真を見ると包丁の持ち方が人それぞれであることがわかります。
正しい包丁の持ち方は、親指、人さし指、中指で、包丁の柄の付け根部分をしっかり持ちます。
具体的には、
① 中指を包丁の刃の付け根に軽く当てる
・包丁の柄尻付近を持つと包丁の刃先に力を加えることが難しくなります。
・包丁の中心近くを持つことでアゴから刃先まで無理なく力を与えることができ、方向も安定します
② 人指指を包丁の背に添える
・包丁の背に人指指をそえることで、刃先の方向が定まり、刃先に無理なく力を与えることができます。
③ 親指を包丁の腹に添える
・縦軸方向の刃の回転を抑えることができます。
・片刃和包丁の場合は親指に適度な力を与えることで、食材の圧力に対抗し食材にまっすぐ刃を入れることができます。
という具合です。
なお当教室では包丁の持ち方は説明していません。
慣れない持ち方で魚をさばくのは難しいですし、数時間で持ち方を矯正することはできないので、普段通りの持ち方で魚をさばいていただいています。