教室にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
日に日に暖かく、汗ばむ陽気の日も増えてきました。ご参加者さまも大半の方が半袖姿でいらっしゃいました。
とは言え生魚の調理演習なので、空調は少し温度低めに設定させていただいております。
冷え性の方は薄手のカーディガンなどお待ちいただいたほうがいいかもしれません。
さて、皆さまからいただくご質問で「今日覚えた三枚おろしのさばき方でどんな魚がさばけますか?」というのがあります。
入門クラスでは汎用性の高い三枚おろしの仕方を説明しています。
なので、うなぎやヒラメ、イカなどよっぽど変な形の魚じゃなければ、だいたいさばけるようになります。
ただし、魚ごとにやはり特徴があるため、部分的に少し変えてやる必要はあります。
教室で使っているアジでさえ、アジ特有の「ぜいご」という部分は他の魚と違った扱いをしてあげなければなりません。
しかし魚種ごとの違いはほんの一部です。鱗の処理だったり、皮の処理だったり、腹骨の処理だったり。
これは野菜などと同じで、人参は調理できるけどゴボウは無理!なんて人いませんよね。
つまり基本の三枚おろしさえしっかりできるようになれば、魚種ごとの違いなんて大したことはありません。
基本を会得したら細かいことは気にせずどんどん新しい魚にチャレンジして腕を上げていってくださいね。